第28章 28.心から思うこと-二宮side-
「ほんとさ、……会いたかった」
心から思うこと。
これ意外に何を言えるだろう
『じゃあ何で遅かったの?
早かったら酔わなかった……のに…』
背中に響くの声
「え、もしかして…そのセイで?」
そう言うとはより強く俺の背中を抱きしめてきて、これは図星だと分かった。
『だって…来ると思って、
感動の再会。なんて考えてたら……
来ない。なんてさ、もうやけ酒だよ?』
「チョイスがやけ酒ってどうなのよ」
『んもぉ……うるさいなぁ……』
ふふ、ごめんなさいね。
それにしても可愛すぎて、
年上なのに年上に見えないあなたが、、
愛しすぎて、
「……会いたかった」
『…………あたしも』
再会のキスは空港でしたキスより甘く
時間は止まったのかと思うほど長くて、
どちらからでもなく始まった。