第28章 28.心から思うこと-二宮side-
『…はぁ……』
そこには庭のプールサイドで中の水を見つめながら溜め息をつく女の人1名
「さん」
『……あ、二宮…くん…』
よく見ると1年前より痩せた。
仕事がんばったんだろうな…
それにきれいになって、
「なに、してんの。終わっちゃうよ?」
『…うん…でも私またやってしまった…』
「めずらしいですね。
なんか、あったんですか?」
そう言うと少しの沈黙
え、なによ。なんなのよ
『知ってる?
決まって酒豪の私が酔うときの理由』
「…理由?」
『はぁ……二宮くんだよ…あなたが理由』
俺……?
俺が理由なんですか?
完全に頭のなかがハテナマークになってるとが俺の目の前に来て抱きついてきた。
たぶん、これに飢えてたんだな俺