• テキストサイズ

隣の家の二宮くん

第3章 3.寂しがり


「え、なによ。これ」


『え?作ってくれる、って…』


エプロンをつけて、あたしのことを寂しそうな目で見る二宮くん


あたしは、というとソファーで雑誌を読んでいるという…




「ちょっと、お姉さん

俺、一応…引っ越してきた隣人なんすよ?
ちょっとくらい手伝いなさいよ」



そう言って彼はあたしのところに来て、
よいしょっと軽々と起き上がらせた。




『…はーい』



もう、どっちが年上なのでしょうね。これ



「…おーい、早くしろや」



この、子犬な年下には…敵わないわ…



「さ、作りましょ?
俺はキャベツ切るんで、お姉さんは…ん」



ボールと粉、その他もろもろを渡され
なんか…顔で"混ぜろ"って言われた。




『りょ、了解しました。』


/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp