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隣の家の二宮くん
第3章 3.寂しがり
家に着くと、二宮くんの部屋のところに鍵が掛かってあった。
たぶん管理人さんが置いていったもの
「あ、鍵」
『…どうする?お好み焼き』
「さんはどうしたいんです?」
ほら。また出た。
二宮くんってちょっと小悪魔だと思う
『…作って、くれるんでしょ?』
「ふふっ…もちろん」
そう言って二宮くんは自分の部屋の鍵をポケットにしまった。
なに、自分…
ニヤニヤしてんじゃないよ、本当に…
若者好きのオバハンか…
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