第4章 恋
「鬼灯‥」
鬼灯が振り返ると白澤が
「何しに‥」
「あんま深く関わんないほうがお前のためだ」
「なんですか‥気持ち悪い」
「なんだよ!?‥好きなんだろ?」
白澤がそういうと鬼灯は顔をそらした
「で?里奈ちゃんは?」
「保健室に‥」
保健室に向かうと里奈の姿がなかった
「どっか行っちゃった?」
(まさか‥)
鬼灯は窓から校庭に向かった
白澤は慌てて追いかけた
里奈は校庭を走っていた
「里奈さん!!」
里奈は頭をおさえた
そして里奈は血を吐いてしまった
「ねぇ‥なんかやばくない?」
まわりにいた女子達がざわつき始めた
「加藤!!」
先生が慌てて救急車を呼んだ