第6章 蛍捜索 2
鳴海 「君は、一体?」
凛花 「だから私はロボットです」
何回 言ったらわかるんですか
一同 「ロボットってどう言う事…」
凛花「そうですね、長くなりますが話しましょう」
殿 「強気なロボット美少女か…ありだな」
彼女にしてみたい
翼 「黙れ…変態」
凛花「くだらない話は終りましたか?あまり私を待たせないでください。」
一同 「すみません」
なんかめっちゃ怖いですけど…何この子?
凛花 「まず私は何処から来て何者かを話します。」
翼 凛花姉さん頼みます。
凛花 「私は日向棗が主人を助けるため自ら死を選び、主人を助ける事に成功した未来から来ました。」
一同 「!」
凛花 「結論から言います。その未来に進む事で佐倉蜜柑、今井蛍、乃木ルカ、3名は確実に今から1年後の今日、殺されます。」
翼 「それは、どう言う事だ…誰に殺されるって?」
蜜柑達が…死ぬ?…殺される?
凛花 「 蜘蛛(くも) アリスを使うたび命を削る… そんなアリスの持ち主達の組織
その組織の活動は最初は同じ形のアリスの人達を守ろうと大切にしようと言うものでした。しかし、
最近では活動が過激になり同じ形の人間が死んだ場合は、その原因を突き止め死に追いあった人間を殺すそんな
恐ろしい活動に変わっていったんです。」
棗 「そんな!俺の死はあいつらに関係ねぇーだろう」
凛花 「その通りです。何も関係ありません。でも、組織はそんな事どうでもいいんです。
どんな理由であれ、死に関わった者は殺される。
これから貴方の選ぼうとしてる未来の結末がどれほど残酷なものかお見せしましょう」
凛花が目が光ると棗達の意識が吸い込まれて行った