第5章 過去へ
鳴海 「君の話は、聞かないよ」
ガキが格好つけてんじゃねーぞ
棗 「なぁ!俺の話を聞けってんだ」
まじ、燃やすぞ まだ何も話してねぇー💢
殿 「何を?お前が死んで未来を元に戻すとか?」
そんなもんで蛍ちゃんが助かる保証なんてねぇーよ バーカ
棗 「でも、やってみる価値はあるだろう」
黙れ日和ジジィ
殿 …💢
翼 「そんな方法は俺は反対だ …もし蛍の姉さんが助かったとして蜜柑は棗がいない事で泣く」
棗と蛍ちゃんどっちが居なくなってもあいつは泣くし、自分を責める
棗 「……」
翼 「お前は強いよ。でも、お前一人の問題じゃねぇーだろ!少しは、俺らを頼れよ。」
頼りになる先輩達だと思うぜ 殿は知らないが…
殿 💢お前ら…
? 「やれやれ…自分を犠牲にして好きな女を守った俺かっこいいって? ヒーロー気取って満足かしら?」
ふざけんじゃないわよ今時そんなの流行らない
一同 「……」
女の声?見渡すが姿が見えない
? 「日向棗!あんた今時のヒーローだったら女の子2人分丸ごと笑顔にしてみなさいよ!」
それが今時のハッピーエンドでしょう?
棗 「誰だ? 姿見せろ」
? 「私の 主人(今井蛍)の祈りにより 日向棗の馬鹿の考えを阻止し佐倉蜜柑を見守るために発明されたロボット」
少女はゆっくりと姿を現した。そしてニッコっと笑った
凛花 「主人に変わり、ハッピーエンドのお届けに参りました」