【銀魂】第一印象ってのはあてにならないから気を付けろ。
第2章 旧友
そして、いきなり話は始まった。
「それで、
依頼の話に戻るんだけど…。」
「…は?」
この状況で?
バカかこいつ。
今度はなんの話、切り出してくんのか…。
高杉の居場所か?
ぼったくるつもりか??
身構えると、予想の斜め上の答えが来た。
「私をここに住まわせて!!」
「………ん、え?」
ちょっと待って、
銀さんよく分かんない。
なんていったの、今?
「んも、だから!
ここに住んでいーい??って
いってんの!!」
あまりに突然のことで固まる三人を
完全無視し、話を進めるみお。
「私、ここの部屋使うねー、って
くっさ!甘くっさ!
めっちゃパフェ臭する!
私、甘いもん嫌いなのに~!」
「…………ん?」
そして銀さんが我に帰ったときには
遅し。
銀時の目に写ったのは
きれいに整頓された空き部屋と、
何故かみおになつく新八神楽と
酒を飲んでる張本人だった。
「…え、待てよ、おい
何でだぁぁあ!!」