第2章 ひとり、えっち。
ナカの指はもう4本。
欲しいところに指が届かなくて限界。
『もっと…』
私は先ほど避妊具をつけたバイブに手を伸ばした。
潤滑油をかければてろり、といやらしく光る。
指で少しなじませるように塗りたくった後、私はそれを蜜口に押し当てる。
「リエーフおっきいんだから、同じくらいのじゃないと満足しないよ。」
そう言われて押し付けられた普通よりひとまわり…いや、ふたまわりくらい大きなバイブ。
入るわけないじゃん!とあの時は怒ったけど…
千景…ごめん。
あなたは間違ってなかった。
ぐぢゅん
手に力を込めれば易々と飲み込んでいく私のハズカシイ部分。
指なんかじゃ足りないトコロを満たしていく。
奥まで押し込めば、バイブの先端がもうひとつの入り口にぐりっと当たった。
『あんっ!』
思わず声が出てきょろきょろと周りを見渡してしまう。
誰もいるはずがないのに。