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ねこわん‼︎【HQ】

第30章 夏、避暑にて。



「すき」

愛の告白と共に貫かれる体。突然の衝動に焦らされた体は一気に絶頂に追いやられる。不規則な震えが止まらず、中のリエーフをきゅっきゅっと締め付ける。
ずるり、と先端を残して雁首まで引き抜かれる陰茎。その刺激にまた達しそうになるが必死に息を整えていれば、再び勢いよく奥まで貫かれる。

『あ、あぅ…』

目の前がチカチカする。足の指先まで力が入る。
イってる
自覚しているのに唇からは甘い吐息とあられもない声しか出ない。

「んっ…すげ、中痙攣してる。」

喉仏が動き、息を詰めるリエーフ。奥まで埋まる陰茎がぐりぐりと子宮の入り口を擦り上げると、不規則に体が震えた。

「美優さんっ、まだ足りないでしょ。」

決めつけるように発せられた言葉。奥まで深く熱を埋められれば、お互いの下生えがさり、と擦れる。
深くて、苦しくて、気持ちいい。
でも、もっとリエーフを求めている。

『たりっ、にゃ…りえ、ふぅ…』

手に結ばれた腰紐はいつの間にか解かれ、手は自由になっていた。リエーフの手は膝裏に添えられている。と、一瞬の間に地面に押しつけられた膝頭。目を開けば結合部が丸見えで思わず赤面し外方を向く。しかし、ちゃんと見ろと言わんばかりにリエーフは楔のように上から陰茎で私を貫く。

『いっ…っ、あっ…あぅ…』

はくはくと唇を開閉させながら逸らした視線を戻した。しとどに濡れた襞がリエーフの硬く太い竿を飲み込んでいる。数え切れないくらい愛されているが、繋がっているところをまじまじと見たのは初めてで思わず凝視してしまう。

「ん…締まってる…美優さん恥ずかしい?」
『はず…かし…』
「でも美優さんは自分のここがどうなってるか言えるよね。」

結合部に指が這わされる。私の中からとめどなく溢れる蜜が指に絡まりぬちゃ、と卑猥な音を立てる。
蜜を絡めた指が動けば、散々に焦らされてその姿をぷくりと露出させた陰核が撫でられる。途端にぶわりと毛穴が広がるような感覚。散々高められた突起は少しの刺激で身体中を快感で埋め尽くす。
目の前に晒された結合部はリエーフをギュッと締め付けながらさらに愛液を溢れさせていた。

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