第5章 俺だけみてて。 R18
体のだるさと頭の痛みで目が覚める。
頭痛いっていうか…気持ち悪いかも…
えっと…
確か昨日飲み会で…
何したんだっけ…と考えるまでもなく記憶が呼び起こされる。
私、なんて恥ずかしいこと言っちゃったんだろう…
頭を抱えて恥ずかしさに悶える。
穴掘って埋まりたい…
なんて言っててもしょうがないか…
『お風呂入ろう…』
そう独り言を呟き立ち上がると、膣から液体が流れ出る感覚。
生理きちゃったのかな?
慌ててティッシュをあてがい恐る恐る見ると…
赤くない…
そうだった…
私、リエーフに中に…
たらたらと流れ出るソレはリエーフが私で気持ちよくなった『証』なわけで…
『生理こなかったらどうするのよ…』
とひとりごち、部屋のドアを開けると、何やらキッチンが騒がしい。
部屋着代わりのキャミワンピを着てキッチンに行けば、リエーフが食材と格闘していた。
おはよ。と挨拶すればちょっと気まずそうなリエーフ。
後ろから抱きついてぽそりと呟く。
『いっぱい出しすぎ…生理こなくなったらどうするの?』
「…ごめんなさい……」
怒られてしゅんとなったわんこみたい。
そんなリエーフに私はさらに声をかける。
『生理こなくなったら責任、取ってくれるんでしょ…?』
「もちろんです!」
素早い返しに安心した私。
『じゃあ、朝ごはん期待してるね?”パパ”?』
「ぱぱって⁈ちょっと美優さんっ?」
慌てふためくリエーフを置いて私はお風呂に直行。
体を隅々まで洗いながら私は動揺するリエーフを思い出しながらくすりと笑った。