第27章 灰羽リエーフの1日 2019
「っ、あ!ああんっ、あっ!」
ぐぢゅぐぢゅと響く水音と私の鳴き声。
半端に脱がされた服が引っかかりうまく身動きが取れずにもどかしくなる。
床に膝をつき腕を背中側に引かれながら、少し腰を突き出した状態で挿入されたこの姿は本当にえっち。
足に絡まる半端なタイツが足を閉じさせ気持ち良さを求めて腰が動く。
「今日、積極的っ、じゃないすか?」
喘ぎながら、肯定するように中を締めながらリエーフを見るとリエーフは顔を歪ませている。
小さく笑えばそれに気づいたリエーフはちぃ、と舌打ちをし奥を穿つ。
「あっ!りえっ!ま、てぇ?」
「待ちませんよ、美優さん酔い冷めてるじゃないですか。」
ばれてる。
誤魔化そうとした気持ちが溢れそうになり必死で言葉を紡ぐ。
「さめて、なぁ…!」
「酔ってる人は酔い冷めてないなんて言いませんよっ。」
先程よりも激しく抜き差しされる陰茎に声が止まらない。
「りえっ!だめ、だってぇ!」
わざとらしく奥を穿つ陰茎に中をひくひくと震わせて果てそうになる私の体。
「駄目じゃないでしょう?」
動きを止めたリエーフ。
私の腕を離すと私の上半身を床に崩す。
そのまま腰を振り始めたリエーフに、私は喘ぐように苦しげな言葉を紡いだ。