第26章 そうだ、旅行に行こう。 番外編 R18
「今日の美優さんエロくて本当に困る。」
奥の深いところにはまるように腰を送り動きを止めると、美優さんは身体をふるふると震わせる。
何度もシて子宮が降りてきているのだろう。
良いところに当たっているのか、身体を動かしていないのに美優さんは喘ぎ声をあげる。
「美優さん気持ち良い?」
『や、なに?そこだめっ!』
「俺何もしてないよ?」
『りえーふ、りえーふぅ。』
涙を零しながら縋る美優さんが可愛くて、俺は意地悪な質問をする。
「俺の、どこまで届いてる?」
涙で濡れた目で俺を見ながら、美優さんは"ここ"と腹を撫でる。
たしかにそこだ。
でも違う。
「ちゃんと口で言って?俺の先っぽ、どこまで届いてる?」
はく、はくと口を開閉させた後、美優さんは小さな声を出す。
『おなかの…おく。』
「奥の、何?」
いつもならあまり言わせないけれど、酔っているのと快感にどろどろの今なら、と美優さんの目尻に溜まった涙を掬いながら問う。
きょろ、きょろと視線を彷徨わせ俺を下から覗くと、美優さんは先程撫でた腹に手を当て口を開く。
『しきゅうの…いりぐち、に、あたるの。』
「子宮の入り口、きもちいい?」
俺の問いかけにこくこくと縦に首を振る美優さん。
くんっと突き上げれば、美優さんはまた声をあげた。
「ちゃんと言わなきゃわからないですよ?"子宮の入り口気持ち良い"って。」
諭すように言い、腰を送る。
『きもちいい…』
「どこが?」
酔っていてもやはり恥ずかしいらしく口を紡ぐ美優さん。
『…しきゅうの、いりぐち。』
「そうですね、子宮の入り口気持ち良いんですよね。」
『ん、しきゅうのいりぐち…きもちい。』
ゆさり
体を揺らせば美優さんは啼く。
俺は啼く美優さんに囁く。
「気持ち良いね、みゆさん。」
『きもちっいいのっ!』
「俺のどこに当たってる?」
『しきゅうの、いりぐちっ!』
「他にどうしてほしい?」
優しく問うと、美優さんはいちど、にど目を瞑ると俺の唇に口付けた。