第5章 俺だけみてて。 R18
すーっと頭が冴え渡る感覚。
あ、私、怒ってる。
そう感じた瞬間、私は横にあった誰のかわからないビールジョッキをひっつかんで一気に煽った。
周りがぽかんとする中私はなみなみ入っていたビールを飲みきり、空のジョッキを机に置いた。
『飲んだけど…スマホ返してくれない…?』
「え…あの…えっと…」
『自分じゃ取れないの?じゃあ大人しくしてて。』
そういうと私は男子のinされたシャツを引っ張り出し、お腹の上に乗ったスマホを回収した。
『私、帰るね。
あ、そうそう。
私、ズボンに乗った肉とか興味ないから。』
そういうと、カバンを持ち、幹事に声をかけ足早に飲み屋を出た。
そしてリエーフに電話をかけながら私は駅までの道を走った。