第25章 そうだ、旅行に行こう。〜2019.8/18〜8/19〜
耐え症のない私のカラダは無意識に立ち上がったリエーフの陰茎を服の上からすりりと求める。
『も、むり。』
「知ってる。」
ちう、と頬に口づけたあと、肩の上にのしかかるリエーフの腕。
伸びた腕は目の前にあり、その手は黒い箱。
ばりり、と開けられる箱。
中から出てくる避妊具。
「美優さん、つけて?」
目の前に差し出された避妊具の袋。
しょうがないなと受け取りリエーフの方を向くと、仕事からそのまま履いてきた黒のパンツの前を寛げる。
下着から飛び出そうなほど立ち上がった陰茎を下着の上からそっと撫でるとリエーフの身体がびくりと跳ねた。
「美優さん、焦らさないで。」
『リエーフは"待て"ができないの?』
立ち上がった陰茎の先、亀頭に唇を寄せるとリエーフは目を細め笑う。
「美優さんエロすぎて待てなんて出来ない。」
早く欲しいと急かすようにリエーフは陰茎を頬にぺちぺちと当ててくる。
私は小さな袋を指で開けるとリエーフの陰茎に手を添え避妊具を纏わせていく。
そして立ち上がると再びリエーフに背を向けてワンピースの裾を持ち上げた。
『じゃあリエーフ、どうぞ?』
下着をずらしリエーフに見せつけるように腰を上げれば、リエーフは私の腰を持ち、ぐいとソレを押し付ける。
疼く子宮はただそれだけでたらりと蜜をこぼす。
「優しくする余裕、無いんで。」
『お手柔らかにね?』
私がぐ、と身構えた瞬間、ずぶり、と体内に陰茎が入ってきた。