第24章 酔っ払いにはご用心。
部屋に入り莉奈をベッドに下ろすと、念のためにドアに鍵を閉める。
莉奈の方を向けば、やっとうなじのボタンが外れたらしく、中のキャミソールごとハイネックのインナーを脱ぎ捨てた。
「ほら莉奈、水飲めって…」
一瞬だった。
一瞬にしてぐるりと世界が変わった。
ベッドサイドに立ち莉奈にペットボトルを差し出していたはずなのに、今は背中にスプリングの効いたマットレスの感触。
そして、太ももに重さ。
「てつろーさんっ♡」
甘えた声を出しながら、莉奈は俺のセーターをぐいとまくる。
「っ!りなっ!ちょっと待てっ!だからあれほど飲むなって!!!」
抵抗しようとセーターをたくし上げた右手を掴むけれど、莉奈はにやりと笑い口と左手でベルトを外していく。
そして口をうまく使いながら見せつけるようにジッパーを下げていく。
下げ切った隙間から覗くボクサーパンツは、早くもを反応し布地を持ち上げる。
「てつろーさんだーいすきっ♡」
ボクサー越しに立ち上がる肉棒に頬をすり寄せ笑う莉奈はいつもよりも妖艶だ。
「だから話を聞けー!!!!」
「聞いてますよ?てつろーさん。」
いや、絶対聞いてねぇ。
俺の話を聞いていれば、今のタイミングで俺のボクサーパンツを脱がすわけがねえ。
ずるりと下げられたジーンズとボクサーパンツ。
そこから出てきた程々に立ち上がった肉棒に莉奈は唇を近づける。
「てつろーさんこれ欲しいです。」
唇で敏感な先っぽを軽く食まれびくりと反応すれば、莉奈はいつもよりエロい顔でにやりと笑いながら体を起こす。
暗い部屋。
白い肌に黒の総レースの下着が映える。
莉奈は唇を赤い舌で舐めると、背中に手を回しブラジャーのホックを外す。
ブラジャーを胸から外し床に落とすと、莉奈は俺を見ながらゆっくりと見せつけるようにゆっくりと下着を下ろす。
レースと秘部の隙間には溢れ出た愛液がつ、と繋がり、切れた。