第23章 クリスマス、しよ？ R18

高く腰を上げ、衝撃が来るのを待った。
大胆なことをするくらい、焦らされた身体はリエーフが待ちきれなかった。

ちゅぷり、と切っ先が入り口に当たると、狙いを定めたかのようにリエーフは陰茎を埋め込んでいく。
亀頭が膣壁を抉りながら最奥を目指し、子宮口にこつりと当たる。
ただそれだけでびりびりと電気が走ったかのように背がしなった。
まるで猫が伸びをするような格好。
その格好のまま後ろを振り返ると、リエーフは唇をひと舐めし私に覆いかぶさる。

「今イきましたよね。」

ナカ、ヒクヒクしてる。
そう呟いたリエーフはイってうまく力が入らない私の上半身を持ち上げ、片方は胸をもう片方は下半身の茂みに手を這わせる。

「気持ちいい？」

3カ所を同時に攻められながら耳元で吐息にのせた呟き。

「あっ…やあっ…」

それだけで体が泡立ちリエーフを締め付けると、耳元でくすり、笑う。

「またイきましたね。」

陰核を2指で捏ねながら私の引けた腰を押し、体を密着させる。
ぐ、ぐ、と引き寄せられると奥にある1番感じる部分にずん、と鬼頭が当たり、快感以外何も考えられなくなっていく。

「あ、またイった。本当に美優さんはえっちですね。」

「…ぁ……ぃっちゃ…」

「美優さん、ここ俺のでごんごんされるの好きですもんね。」

少しの刺激でも達するのがわかっているのに、リエーフは下半身と指の動きを止めない。
言葉の制御ができなくなるほどの快感が体の中をかけめぐる。

「あっ…あっ！すきぃ…りえーふときもちいのっ、すきぃ…」

ふわふわとした頭でそう受け答えすれば、ぐんとナカで硬くなる受け入れているモノ。

「ぁ…きもち…」

「みゆさん、ごめん。」

突然の謝罪。
マットレスに降ろされる上半身。
リエーフの大きな手が腰に添えられたと思ったら、ずちゅり、という音とともに激しい律動が始められた。

「あっ！やっ！まっ！てぇ！」

「待てない、美優さんかわいすぎ。」

容赦ない攻め。
一度突かれただけでイってしまう身体。
その体はがくがくと震え、開きっぱなしの口からは喘ぎしか出ない。

「あ、ああっ…あっあっ…あぁ…」

「みゆさ…イくっ」

「っ……！」

ぐ、と最奥まで押し付けられ、陰茎が膨らむ。
弾けるようにナカがじわりと暖かくなったのを感じ取りながら、私の意識はフェードアウトした。