第23章 クリスマス、しよ? R18
side灰羽
くちゅり、くちゅりと響く水音。
それに混ざるように小さな喘ぎ。
「みゆさんっ…挿れたい…」
正直に伝えれば、美優さんは目を細めちろりと唇を舐める。
そして先ほど切り取った銀のパッケージを唇に挟み勢いをつけて開いた。
中から薄い膜を取り出した美優さんは身体を俺の腿にずらし、立ち上がった俺の陰茎をそっと撫でると昔よりうまい手つきで避妊具を纏わせていく。
避妊具を付けると、美優さんはおもむろに膝立ちになり見せつけるようにタイトスカートをめくる。
恥ずかしいんだけどね、今日、クリスマスだから。
そう言いながら今朝ルームウェアからちらりとのぞかせた赤い下着が下から覗く。
サイドのリボンをゆっくり見せつけるようにほどき、ベッドの横に落とす美優さんはいつも以上にセクシーだった。
「じゃあ、いっぱい気持ちよくしてね?」
硬くそそり勃つモノを上向きに支え、ゆっくり腰を落とす。
ちゅぷ、と小さな音を立て、美優さんは俺を飲み込んでいく。
散々ほぐしたソコは柔らかくそして熱く俺を包みこんだ。
こんなの、すぐに出そうっ…
堪えるようにシーツを握りしめると、早く出せと言わんばかりに膣が締まる。
「リエーフ、可愛い。でもまだ駄目だよ?」
最奥までたどり着くと、今度はゆっくりと腰を引く。
すぐにでも暴発しそうな陰茎に我慢ができなくなり、くいと腰を動かせば美優さんは嫌がる様子もなく高く喘いだ。
「駄目って、言ったのに…」
「もう無理っす、美優さん捕まっててくださいね。」
もう…と呆れ調子だが表情は嬉しそう。
俺の胸に手を置いたことを確認し、美優さんの腰を掴む。
いきますよ、と確認を取ると俺はぐいと美優さんの腰を自らに近づけた。