第23章 クリスマス、しよ？ R18

「っ…りえーふ、やあっ…」

半端に乱れた洋服
片足にかかるタイツと下着
ぐいと開かれた脚

その隙間に身体を割り入れ、リエーフは幾度となく快感を引き出していく。
指で、舌で嬲るたび、ぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てる蜜壺。
ひくひくと痙攣し後わずかで達するタイミングになると、決まってリエーフは触るのをやめる。

もやもやと残る快感で頭がおかしくなってしまいそう。

「も…や…」

達したい
満たされたい

デニム越しに膨らむリエーフの陰茎が腿に当たるだけで、イかせてもらえない身体が反応しまた蜜をこぼす。

「りえ…イかせて？」

「嫌です。」

明らかな拒否。
その割に主張する陰茎が太ももに当たる。

イきそうになった私から身体を離したタイミングで私はリエーフに手を伸ばし、デニムのジッパーを下げた。
ごそごそと前を寛げてボクサーパンツを下げれば勢いよく飛び出る陰茎。
それを手に取ると滲む先走りを塗りつけしごく。

「っ…」

感じているのだろう。
堪えるように顔をしかめ、それでも負けじと私の秘部に指を差し入れる。

「なにに、おこっ…てるの…？」

今一番聞きたいこと。
黙り込んでなにも言わない。
そんな時リエーフは怒っているのを私は知ってる。

聞いた言葉にリエーフは答えず、そのままナカの指を増やす。
答える気がないのなら…と私も陰茎の先を先走りを使いぐりぐりと刺激を加えていく。

私もそうだけど、リエーフも限界が近いのだろう。
固く立ち上がった陰茎がひくん、ひくんと無意識に跳ねる。

「りえーふ？」

返事の代わりに聞こえるのは蜜を掻き出す音。

「りえーふ。」

ぐちゅ、ぐちゃ、増えた指は3本になり、奥にあるイイところを何度もこする。

「リエーフ。」

陰茎をつかんでいた手を離し、リエーフの両手を掴む。
は、とした顔で私を見たリエーフ。
散々意地悪された後でも、そんな顔を見ただけでときめいちゃうんだから私って単純すぎる。

「ちゃんと今思ってること、話して？」

瞳を覗きながらそう問うと、リエーフは観念したかのように短く息を吐き出した。