第20章 今日は8月18日、晴天なり。
ヨユーがない。
美優さんの膝裏を掴み美優さんの肩につくくらいぐいと押す。
今にも溢れそうな蜜壺に猛った肉棒を勢いよく押し込めば、美優さんが嬌声を上げた。
あまり慣らしていないからか締め付けがすごいけれど、今はそれがストッパーの役割を果たしていて、なんとか理性を保っている。
けれど、次何かあったらきっとプツリと切れてしまう。
できるだけ無心で、できるだけ美優さんをイかせるように腰を動かしていると着たままのTシャツの袖を引かれる感覚。
「…?美優さん?」
ゆるり、動きを緩め美優さんを見る。
切なそうに潤む瞳が俺を捉えると、美優さんが口を開いた。
『きもちいの、もっと…』
ふつり
理性の糸が、切れた。
ちゅぷんっ、と肉棒を抜き、美優さんをうつ伏せにする。
そのまま腰を持ち上げると一気に肉棒を埋め込んだ。
『っ…!』
「みゆさんっ、これがいいんでしょ!」
ワンピースを掴みながらこくこくと首を縦に降る美優さん。
とろとろに蕩けて気持ち良さそうな顔。
でも、ごめんね美優さん。
今日はもう少し頑張って欲しいんだ。
「美優。」
丸く弾力のあるお尻から手を離し、頭上から囁く。
後ろを振り向こうとした美優さんの身体を上手く捕まえソファに膝立ちにさせると、俺は美優さんにソファの背もたれを掴ませる。
そしてそのまま俺は美優さんを後ろから抱きしめ肉棒を深く差し込んだ。
『ひっ!ふかっ!』
「奥まで届く?」
『おくっ!ぐりぐりって、くるし。』
「気持ちいい?」
ごんごんと子宮口をノックしながら問えば、はくはくと口を開け閉めしながら首を縦にふる。
「気持ちいい?」
美優さんの声で聞きたくて深く刺しつらぬくと、美優さんは首を後ろに傾け、潤んだ瞳で俺を見た。
『きもち、いいの』
『もっと』
『もっと』
『りえーふがほしいの』
途切れ途切れの言葉。
でも、俺が暴走するには十分だった。
「美優、いっぱいイかせてあげる。
覚悟してろよ。」
後ろを振り向いたままの美優さんは
気のせいか薄く微笑んだように見えた。