第20章 今日は8月18日、晴天なり。
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『リエーフの、馬鹿。』
ただ今PM8時。
タイムセールなんてとっくに終わった時間。
結局ソファで3回。
移動中も繋がりっぱなし。
そしてベッドで4回。
最後に達した後に2人で仲良くベッドで力尽きたため、気づけばこの時間。
「でも美優さんも悪いんですよ?いつも以上にノリ気だったから。」
でも本当に今日の美優さんはノリノリだった。
最初もそうだったけど、イイ所に当たるように自分から腰を振ったり、最後には上に乗って自分から動いたり…
あ、やべ。
思い出したら勃った。
タオルケットにくるまったままの美優さんを抱きしめていたため、俺の息子はダイレクトに美優さんの背中にあたり、それに気づいた美優さんは真っ赤になり口をパクパクする。
『っ!またっ⁈』
「…そうです。高校男子は底無しなんです。」
もう一回シます?なんて耳に吹き込んだけれど、タオルケットの中にもぞもぞと入ってしまった。
さっきまでの積極的な美優さんはどこに行ったんだろう。
繋がりあったお陰で室内にいたというのに体はべたべた。
風呂、入りたいな。
そうだ。
俺は隣にいるタオルケットにくるまったままの美優さんをひょいと抱き上げる。
びっくりした美優さんが顔を出した瞬間狙うようにキスをした。
『っ…リエーフ…?』
「風呂いきましょう?汗でべたべたで気持ち悪いっす。」
同意なのか、美優さんは抵抗もせずに俺に抱かれている。
「風呂入ってしっかり体ほぐしたら駅前にある11時までのスーパー行きましょう?
そこだったら今安売りしてそうなんで。」
『ん…わかった。』
部屋を出てぺたぺた廊下を歩けば同意の声。
素直な美優さんには大サービス。
今日は美優さんの好きな入浴剤を入れて、髪の毛も体も洗ってあげよう。
遅くなった夕飯も俺が…
ううん、美優さんの体が大丈夫だったら2人で作るのも悪くない。
美優さんといればいつだって俺は幸せなんだから。
818、819の日
Special story end