第17章 2人(?)ドキドキクリスマス!完結編!
なんどもなんども背中に熱が灯る。
ぢり、ぢりり。
熱を灯しながら、リエーフの指は私の性感帯を攻める。
半端に脱がされた服がもどかしい。
自由に動かせない腕が
うつ伏せになった身体が
もどかしい。
『っ…りえっ…ふ…』
名前を呼び肩越しに背中にいるリエーフを見ると、リエーフは私に近づき私の唇をぺろりと舐める。
「なに?美優さん。」
いつのまにかカーディガンを脱いだリエーフ。
唇から離れると頬にちうっと吸い付く。
顔が見たい。
ぎゅってしたい。
キスしたい。
でも、
やっぱり1番は
『すき』
好きで好きでたまらないの
マサちゃんにどきりとする気持ちは嘘じゃない。
だけど
ずっと一緒にいたい
そう思うのは
やっぱりリエーフなの。
「美優、おいで?」
身体を起こしたリエーフが私を呼ぶ。
上半身を起こしリエーフに抱きつけば、ほわりと耳元に灯る熱。
「いっぱい気持ちよくしてあげますね?」
その声に、私の身体はさらに熱を帯びた。