第8章 6Q
スタメンねぇ…いい条件出してきやがったw
ま、いーけど。どっちにしろヤラされてたし…
みんなから目が見えないように、前髪をおろす。…だってバレたら面倒だろ?
ま、カラコンしてっから良く見ないとばれないけど… ヤリますか…
ーーーーピーッーーーーーーーー
ジャンプボールは、敦が取り俺らから。
敦が守り、俺含め3人で攻めて順調に進んでいた。
うん…。怖いくらい普通に試合ができるくらいの力しか、お互い出してなかった。
赤「そろそろ本気出さないか?」
『だって、本気出し合ったら周りが潰れるだろ?』
赤「大丈夫だ。灰崎も緑間もそんなヤワじゃないさ。」
『敦…イイ?あと他のみんなも…これから何すっかわかんないかんな。』
赤「まぁ拒否権はないが…」
『あ、やっぱ?
…んじゃ今度こそ、かな?』
ボールは赤司チームからはじまる。
最初は緑間からきた。
…やっぱり最終的に、俺と赤司の1on1にするつもりだよあいつ。
キレのあるドリブルで仕掛けて来た緑間を、一緒にして止める。
…からの3P。
止めた場所は、ハーフラインより遠く誰も予想していなかった。
でも、それで終わる訳がない。
『(とりあえず、緑間は終了…と)』
次は灰崎らしかった。
たかがコピー。だいたい、俺のコピーが出来て無い癖にくるなっつーの。
こいつも一瞬で終わりを告げた。
『やっとだね?赤司((^^)』