第2章 恋の迷い子カラ松
主「あの、カラ松くんいますか?」
ト「あー…カラ松兄さんは…あれ、いたっけ?出かけてたかなぁ…?2人でどっか遊びに行くのー?」
ト(ここはいろいろ聞き出さないと…)
主「はい!迷子になった飼い猫を探す約束をしていたんですけど…。入れ違いになっちゃったかな?」
ト「へぇ!そうなんだ」
ト(だから最近毎日朝から晩まで出かけてたの!?何その美談っ!)
ト「でも、知らなかったなぁ。カラ松兄さん、こんなカワイイ彼女がいたなんて」
主「えっ!?そそそそんな!彼女とかじゃ…ないです!」
ト(よっしゃあぁぁぁあっ!!!)
ト「じゃあ…兄さんが帰ってくるまでボクとお茶でもどう?いいお店知ってるんだ。ここで立ち話もなんだしさ」
主「でも、お茶してたらいつ戻ってくるか分からないし…」
ト「じゃあ、家の前にベンチがあるから、そこで話してよう?ねっ?」
主「そ、そうですね!」
ト(よっし!カワイイ子と2人きりで話せるー!普通は家の中で待たせるけれど、それは…うん…仕方ないよねっ♪だって…嘘ついてるから!)