第9章 デート編 チョロ松と愛しのプレデター
(ここここれホントにオモチャなのか!?USBで充電可!?)
興味本位でいろんなオモチャを手に取る。
(何だこれ!?人間工学に基づいたコ○ドームってなに!?)
人間の性に対する探究心に若干恐怖を覚えつつ…
(あ、ロー○ョンの試供品だ。もらおーっと)
まんざらでもない僕。
みんなスゴイなぁ。
街で通り過ぎる人、みんなこーゆーの好きなのかな?
平然を装い、本性を隠し、こーゆーいかがわしい事ばかり考えながら生きているのかな。
軽く人間不信に陥りそうだ。
いや、一部の人だけだよね?
僕ですら、チョロシコスキーの時はエロ本に世話になるくらいだし。
さすがにTE○GAとか人形の彼女には世話になったことない。
なんせ、ほほほほ本物のか、彼女が出来たしね!
しっかし…色んな道具があるなぁ。
バ○ブとロー○ーだけで、フロア一階分使い切る勢いだし。
香水や○薬も充実のラインナップ。
はぁ…ホントくだらないよね。
セッ○スで一番大事なのってさ、道具より何よりお互いの気持ちでしょ?気持ちが繋がってなきゃ、いくらヤッても虚しいだけだって。みんなこんなことに知恵を振り絞ってないでさ、もっと世界平和のためにあーしてこーしてはんにゃらほんにゃら…
「お客様」
「はいぃぃい!?」
「こちらの商品落としましたよ」
「ス、スイマセンッ!」
うっかり買おうとしてたオモチャを手から離してしまっていた。
うん、ちゃんとカゴを使って買い物しよう。