第8章 デート編 カラ松の温泉旅行
初めての夜は、言葉では言い尽くせないほど甘美な時間を過ごした。
初めて入ったラブホテル。
一糸纏わぬ互いの肌を抱きしめ合いながら、時間を忘れキスをした。
そして、熱のこもった瞳を見つめながら——。
って…ま、待てっ!
こっちでそういう話はタブーだったな…。
つい、いつもの癖でエロい事ばかり考えてしまった。
まぁ、ギリギリ許されるであろう表現で説明すると、オレはついに童貞を卒業したのさ。
それも、愛する主で…だ。
一度抱いてしまってからと言うものの、オレは猿のように毎日主を求めた。
きっと、身体はクタクタに違いない。
そこでオレが考えたデートプランはそう!温泉旅行だっ!!
オレのせいで疲れの溜まった身体を、温泉と美味い料理で癒して欲しくて思いついたんだ。
あ、勿論疲れを癒した後は即セ○クスだぜ?
意味ないって?ノンノンノン。大いにある!
このオレのラブを根こそぎ主に注入し、パワーを与えるのさ!
…ちなみに今のは、気持ちの表現だ。下半身の話ではない。