第7章 デート編 部屋と長男とゾンビ
おそ松視点
リビングのソファーに座らされると、目の前にホットココアと野菜がゴロゴロ入ったスープが置かれた。
お「おー、なんかすげぇ…。雪山で遭難して保護されたその後って感じ」
主「例えがよく分からないけど…とりあえず、少し栄養取って横になった方がいいよ。あ、あとこれもね」
小皿に乗せられた今川焼きも追加。
主「1人で夕飯の買い出し行ってくるから、その間ベッド使ってて」
お「ん?買い出し付き合う約束は?」
主「だって、休まないと身体がもたないよ?おそ松くんが起きたら一緒にヅタヤ行こ?」
お「身体がもたない…?」
主「い、いいから早く食べ速やかに眠って!」
主の頬が真っ赤に染まった。
お「まーいっか。んじゃ、食ったらちょっと横になるわー。いただきまーすっ!」
実家だと食べることのない味付けが新鮮だった。っつーか、女の子の手料理なんて、主と付き合うまで食った事なかったけど。