• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の恋模様〜

第7章 デート編 部屋と長男とゾンビ


お「えーと、あとは床下…メンドイからもういいかー」


チ「あのさ…何してんの?疲れ切ってツッコめないからそーゆーのやめてくんない?」


ト「あぁっ!ボクの愛蔵版へそコレ!」


カ「おそ松…オレ達のAVなんて集めて何を企んでいる!?」


お「あれ?気になっちゃった?聞いちゃう?じゃあ教えちゃう!」


チ「AV使ってやる事なんて1つしかなくない?」


お「聞いてくれ!俺は今ここに宣言しまーす!!」



気をつけの姿勢から、ピシッと右手をあげる。



カ、チ、一、十、ト「………」



お「俺は明日…!!DTを…卒業します!!」





カ、チ、一、十、ト(な、なにぃ!!??)





お「よって、只今より、きたるぐっちょんぐっちょんに備え、AV1000本ノックを敢行することを、ここに誓いまーすっ!!」



カ、チ、一、十、ト「………」



お(あれ?無反応?)



いつもカラ松はこの沈黙に耐えているのか、なんて頭をよぎった時…



カ、チ、一、十、ト「うおおぉぉぉおおお!!!!」



パチパチパチパチ!!



かわいい弟達の怒号のような拍手に包まれた。



カ「ついにぬるぬるするんだな!!無茶するなよっ!」


チ「どぅるっどぅるかぁ〜!!あのバカ長男がねぇ!」


一「おれも、ねっちょねちょしたい…」


十「じゃあぼくトスバッティングやるー!!」


ト「十四松にーさん、比喩的な千本ノックだから!!落ち着いて!僕のAV割らないでー!!」









・・・







こうしておそ松は、弟達に見送られながら、家中のAVをかき集め居間に向かった。



その足取りは、一歩一歩重厚で、男の覚悟を物語っていた…というのは弟の後日談である。



弟達は思った 。



本気になったバカほど恐ろしい物はない…と… 。




/ 199ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp