第6章 私の元気の源6
翌日の練習は男子チームに何故かが1年のトス錬を手伝うというなんともつまらないものだった
『もっと脇閉めなさい、そんなんじゃ良いトス上げれないよ、国見!サボるな』
国見「・・はい」
『金田一はこうして・・これでサーブ打ってみな?気持ちよく出来るから』
金田一「あざす!!」
が他の1年の所に行くと国見が及川の所にやってきた
及川「あれ?国見ちゃんどうしたの?」
国見「セッターの女神さんめちゃくちゃスパルタです」
及川「知ってるよーだから頼んだの!良い刺激もらえると思うけど」
国見「はい・・」
金田一「でもめちゃくちゃ教え方は良いですよ!俺結構好きです!」
国見「確かに良いけど怒ると怖いというか、全然笑わない」
金田一「出来た時は褒めてくれたぞ」
及川「兎に角めげずにやってください」
練習が終わるとはヘトヘトだった
『及川さん、いろいろお世話になりました、結局私は今日一日コーチみたいでしたけど』
及川「あれ・怒ってる?」
『試合したかったです・・』
及川「ちゃん可愛い~☆またいつでも来て?練習一緒にしよう!」
『ありがとうございます。』
及川「あと敬語やめてくれる?同じ主将なんだし」
『そうで・・だね、・・・またね?』
手を振り笑顔で答えると及川は顔を赤らめた
及川「ちゃん!及川さんはずっと君みたいな子探してたんだよー!!俺と付き合ってー!!」
『お断りします』
丁重にお断りするはそのままバスに乗った
窓を開けると及川が近くまで寄り紙を渡してきた
及川「連絡だけでも、ね?同じセッター同士」
『・・・とりあえず』
紙を貰うと満面の笑顔でかえされた
そしてそのままバスは出発すると青葉城西を後にした