第6章 私の元気の源6
及川「ちゃんが男の子じゃなくて良かった~」
『私の学校に私の分身が居ますよ、春高で会えます』
及川「へー楽しみにしてる」
握手を交わすと1日目の練習が終わった
水道で顔を洗うに及川は柱にもたれかかりながら質問をした
及川「梟谷の女子は練習相手いないの?」
『いますよ?ただ大学生相手ですけど』
及川「それは男子?」
『言いたい事は分かります。男子のネットは女子より高いから練習にならないんじゃとか、あのやり方じゃブロックが機能しないとかそういうのですよね?』
及川「そうそう、でも驚いたよ、あの脚力と瞬発力には」
『私たちの守備はグループの音駒から、攻撃は私の幼馴染から、戦術は戸美から、全部の高校から盗んで学んだものです。今回青葉城西と試合をして得られるものもありました。』
及川「へー何?」
『頭脳・・ですかね?及川さんの頭の回転の速さとか対応の早さには憧れます』
及川「えーうれしいなあーじゃあさ、ちゃんにお願いがあるんだけど」
『なんですか?』
及川「明日の練習試合は超神業トスやってみてよ」
『・・嫌です。見て下さい、私怪我してるんですよ、今日私監督に無理言って及川さんに試合を頼んだんで明日はベンチです』
及川「え!!そんなー;あ!じゃあウチのコート来てよ!無理はさせないってコーチにお願いしてあげる!!」
『え、それは・・』
及川「いいからいいから」
そう言って及川は監督にお願いに行くとあっさり承諾されてしまった
憎たらしいくらい笑顔の及川にはため息しか出なかった