第6章 私の元気の源6
『け・・・京治!!』
赤葦「!!!」
『ぼ・・暴力は反対・・・ダメ絶対』
木葉「ポスターのフレーズじゃねえかよ」
『うるさい』
徐に赤葦を見ると、ピタリと動きが止まっていてた
兎・木「「赤葦がフリーズしてる」」
黒尾「へー、君がちゃんの彼氏なんだー・・・ぜってー負けねぇ」
その言葉に赤葦は黒尾に目をやるとニヤリと笑った
赤葦「“俺の”彼女が応援してくれるんで負けるわけないです」
火花が飛ぶ中、は黒尾から徐々に距離を離していくと研磨の後ろに隠れた
『あのさ、あれどうにかしてよ』
研磨「え、めんどくさいです」
『夜久くん!!』
夜久「俺もパス、でもさっき、まじでショック受けてたなww」
黒尾「夜久!聞こえてんぞ!!」
『クロがショック?何かの間違いじゃない?ってか練習行かなきゃって・・・え?何故に女バレーが勢ぞろいしてんの』
モブ「監督が試合見てから練習だって言ってたんで・・」
『・・・そっか』
仕方なく端っこに座ると黒尾が満面の笑みでに手を振っていた
それを無視して赤葦を見るとばっちりと目が合った、そして口パクで
“見てて”
と動かすとは頷いた
試合が終わると赤葦に一言かけて練習に戻った
黒尾の“俺には!?”の一言は聞かなかったことにしよう