第5章 私の元気の源.....

赤葦said

俺は知っている

さんは木兎さんの事を好きなことを

今だって話してるのを見て思った

でもお互い相手の気持ちに気づいてないのか分からないけど、多分両思いなんだろう

俺は幸せを祈る反面、折角彼女を手にしたんだから気持ちがなくても離したくない

俺の中で葛藤してるのにほらね、こうやって俺の心を乱してくるさん

頬に触れた手は本当に小さくてちょっと冷たい手

言ってくる言葉は

“私はあなたの考えている事はお見通し”

と言わんばかりの言葉

さんはずるい

俺ばかり好きな気持ちが大きくなるのにさんはどうなんだ？

嫉妬でどうにかなりそうだ

木兎さんに向けられている眼差しを俺にも向けて欲しい

俺が木兎さんだったら

今すぐにでも抱きしめて愛してるって言うのに




さん、あなたは今幸せですか？

本当にこのままでいいんですか？