第4章 私の元気の源....
翌朝
土曜日の朝は決まって朝のランニングをする
だけど今日からは少し違う
『おはよう』
赤葦「おはようございます。行きますか」
赤葦が一緒に走ることになった
『合せてもらってごめんね』
赤葦「いえ、大したことないです。そうださん、木兎さんに付き合ったこと伝えちゃったんですけど大丈夫でしたか?」
『大丈夫だよってか多分赤葦が連絡した後直ぐにラインきた』
そう、おめでとうって
それと
『白福さんの告白を断ったらしい』
赤葦「え?」
『びっくりだよねー』
赤葦「白福さん、木兎さんの事ずっと好きだったんですよね」
『そうらしいね、だから言ってやった“あんな良い子どこ探してもいないぞ”って』
そう放した時の自分の表情はどんなだったかわからない
もし木兎が白福さんと付き合ってたら踏ん切りついたのに
でももうこれでいいんだと自分に言い聞かせると赤葦の袖を引っ張った
今は赤葦が傍に居てくれる今のこの気持ちを大切にしたい