第4章 私の元気の源....
赤葦「さん?」
『な・・・なんでもない!!ごめん!つい』
赤葦「・・可愛すぎですよ、ほんと」
袖を掴んでいた手を握られ顔を赤らめると頭を撫でられた
赤葦「こんな照れてるさんレアですね、どんだけ惚れさせる気ですか?」
『そそんなんじゃないし・・//慣れないだけで・・その』
赤葦「手、繋ぎたかったらいつでも繋ぎます。」
『あ・・』
赤葦「なんですか?(小動物みたいで本当に可愛いな、もっと見てたい)」
『ありがと・・』
赤葦「・・・・ちょっとすみません」
『え?』
赤葦は繋いでいた手を自身に引っ張るとぎゅっと抱きしめた
赤葦「すみません我慢できませんでした」
『あ赤葦君!?///』
赤葦「いやでした?」
『嫌じゃないけど・・心臓に悪い』
赤葦「すみません、もう少しいいですか?」
『どうぞ』
赤葦の背中に腕を回すとぎゅっと抱きしめる力が強まった
すごく温かくて赤葦から石鹸のような良い匂いが心地よかった
『京治良い匂いするね』
赤葦「さん//嗅がないで下さい!」
『クンクン石鹸の良い匂い・・』
ぼーっとそのまま抱きつきながら嗅いでいると赤葦の体が一瞬強張った
赤葦「あの///離してもらえますか?(理性がやばい)」
『ごごごめん!つい!!』
赤葦「いえ//は走りますか」
『そうだね//』
頬も体も熱いなか早朝の静かな公園を走り抜けた