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焔に立つ 【おそ松さん×黒子のバスケ 】

第4章 外の世界も闇


「皆揃ったか〜?」

おそ松の緊急招集が六つ子達にかかる。

「良し、皆居るな。
って事で聞いて欲しいんだけどさ。
今日から毎日、っても基本6回ね。
ちゃんの買い物に1人ずつ付き合って欲しいの。
女の子だし、服とか化粧品とか、入り用いっぱいあんでしょ?
つー理由で・・・・・まずは」

そこまでおそ松が言うと、残りの5人の喉が
ゴクリと音を立てる。

「・・・・・カラ松、お前行ってくんね?」

その言葉にカラ松は驚いた。

「俺が一番なのか?」

「何?カラ松不満なら変えるけど?」

「い、いや不満じゃない。驚いただけだ。」

カラ松はとの外出に心踊らせた。
他の兄弟達は何故かほっとした顔をしている。

「車、新しいの用意しといたから、
それ使ってな。それと・・・・・皆に一つだけ頼みがある。」

その言葉に皆が一斉におそ松を見た。

「もし、ちゃんが外出中に不審な動きをしたら、
必ず連絡して欲しい・・・・・。」

おそ松の目は真剣だった。

「それって、記憶喪失が戻ったりした時の話?」

一松が聞く。

「外に出た事によって、何か手掛かりがあるかも知れないっしょ?
ちゃんの知り合いに会うかもだし?
とにかく、油断はするなよって事。
スーツ姿は不味いから、ラフな格好でな。
武器の携帯は怠るなよ。以上。」

おそ松の声で、皆が解散する。
カラ松を残したままで・・・・・。

「カラ松。これ新しい車の鍵。」

おそ松から投げられた鍵をキャッチするカラ松。

「おそ松・・・・・。」

ん・・・・・?とおそ松はカラ松に振り返る。

「お前は何番目なんだ?」

怪訝そうにおそ松を見るカラ松。

おそ松は口角を上げて、

「俺は最後だよ・・・・・。」

と、カラ松に告げた。

******************


「。」

一通り掃除の終わったにカラ松は声をかける。

「これから俺と出掛けよう。
準備して来てくれないか?。」

は頬を染めて

『すぐに準備して来ます!少し待ってて下さい!』

と、ゲストルームへ早足で向かった。

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