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焔に立つ 【おそ松さん×黒子のバスケ 】

第8章 最終章


おそ松は一松の研究室のドアを叩く。

「一松、出て来いよ。」

その言葉に、相変わらずやる気のなさそうな
一松が欠伸をしながら出て来た。

「何?って聞かなくても大体予想は付いてるよ。
の事でしょ。
一般人じゃなかったって話し?」

一松の言葉に、やっぱり感のいい奴だと
おそ松は思った。

の治療の際に、
身体を見たのも一松だし、
チャイナドレスや装具も、ベストタイミングで
おそ松とチョロ松に持って来た。

「一松、多分・・・・・
いや、もうすぐ殺し屋の赤司組が来る。
お前は逃げろ。
銃が扱えるからって、赤司組にはキツイだろうしな。」

「を取り戻しに来るんでしょ?」

「なんで分かるんだ一松・・・・・」

「それは傷を見たからだよ。」

一松は白衣のポケットに手を入れながら話す。

「身体をさ、殴られた痕何だけど・・・・・
スキャンしてみたら、銃のグリップ部分と大体一致してたよ。
多分仲間割れじゃない?
が撃たれずに済んだのは
が相当な使い手か、
もしくは、が逃げ込んだ場所がウチのシマで
相手が発砲するのをためらったか・・・・・
銃声したら聞こえちゃうもんね・・・・・。ウチに・・・・・」

「だから一松・・・・・お前は・・・・・」

「逃げないよ。」

一松はあっけらかんと言った。

「何だかんだで、僕、
の事気に入ってるし、
カラ松とも上手くいって欲しい・・・・・
それに、多少の戦力にはなれるでしょ。
スーツに着替えてくる。」

そう言って、一松は研究室に戻って行った。

「一松がカラ松の事そんなふうに思ってたなんて
お兄ちゃんもまだまだだね。」

「チョロ松。」

「何?」

「お前もスーツに着替えて、武器を携帯しとけ。
・・・・・来るぞ。」

カラ松が先か

それとも

赤司が先か

松野ファミリー

今、焔に立ちて・・・・・


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