第8章 松本 ルーム 2
~ 二宮side ~
俺が思いついたイイコト ...
『 初めて俺が攻めてみる 』
いっつも潤くんだから ...
くるりと身体を反転させ 、俺の方を向かせて唇を塞いだ 。
松「 なに ... 、んん っ」
抱き締めていた腕をずらし 、腰を撫でる 。
松「 ん 、ふぅ ... 、はぁ っ ... かず ... 」
なに ... その物欲しそうな顔 ... 、ソソる ...
再び唇を塞ぎ 、腰を撫でていた手で潤くんのシャツのボタンを 焦らすように一つずつ外していく 。
顕になった胸に 、尖らせた舌を這わせた 。
松「 は ... ぁ 、んん ... 」
いつもは俺が出している声 ...
震わせてる身体 ...
いつも潤くんに翻弄されてる俺が 、今は潤くんを翻弄させている 。
そのいつもと違う光景に 、俺の感情も昂る 。
松「 かず ... 、ここ ... キッチン っ ... 」
「 ... どこなら良いの ... ? 」
俺はどこだっていい 。寧ろこーゆー所の方が興奮する ...
松「 そーゆーことじゃない ... っ 」
「 じゃ 、どーゆーこと ... っ ? 」
そう言って目の前の胸の突起を甘噛みする 。
松「 やぁ っ 、あ ... 」
突然の刺激にびくんと跳ねる身体 。
その瞬間俺の腹に当たる 潤くんのモノ ...
「 潤くん ... 、これ なに ... ? 」
松「 や っ ... 、何でもない ... 」
ズボンの上からそっと 撫でてみる 。
「 嫌って言う割に 、ちゃんと反応してるじゃん ... 」
カチャカチャとベルトを外し 、下着もろとも脱がせる 。
すると目に飛び込んでくるのは 、シャツがはだけて顕になった胸 ... 、先から雫を垂らして勃っている潤くんのモノ ...
普段からは想像もできない潤くんの姿に 、俺の理性が崩れた 。
我慢できずに潤くんをシンクに押し付けた振動で ラックに並べてある調味料が 、ガラガラと落ちてくる 。
その中の一つのボトルを手に取ると 、色んな考えが頭を巡る 。
... 使える 。
この時の俺は 、妖しい顔だったんだろうな ... 。