第8章 松本 ルーム 2
~ 松本side ~
二「 や っ 、あぁ 、はぁ ... 、ん ... っ 」
俺に揺さぶられ 、かずが果てる 。
いつもの光景だ 。
かずは疲れると すぐ俺の上で寝ちゃうから 、2回目とかできなくて 少し寂しいんだ ... 。
ほら 、また俺の上で寝てる 。
まだ荒い呼吸をするかずからそっと離れ 、先程の情事の痕を流しに 、風呂場へ向かった 。
かずが目を覚ましたのには気付かずに ...
湯船へ浸かり 、色々と考える 。
俺達は このままでいいのか ... ?
確かに 最近マンネリ化してきて 、さっきのようなことも『 義務 』のようだ 。
ただ 、やっぱりかずのことは愛してるし 離れたくない ...
どうしたらいいんだろ ...
「 大野さんに連絡だな ... 」
気怠い身体で湯船から出て 、身体を洗い流す 。
さっぱりして 風呂の扉を開けると 、まさかのかず 。
「 うわ っ!」
二「 ..... そんなに びっくりしなくても ... 」
いや 、びっくりしますって ...
「 てゆうか 、服は ? 裸で風呂まできたの ? 」
二「 着るのめんどくさくて ... 」
中に出しちゃったし 、洗うか ...
「 ほら 、かずおいで ? 綺麗にしよ 。」
二「 お願いします ... 」
まずは身体を洗い流し 、壁に手を付かせる 。
中に出した俺の白濁を指で掻き出した 。
二「 ん ... 、ふぅ ... 」
「 えろい声出すな っ 」
ぺちっとケツを叩く 。
2人で風呂を出て 、リビングへ向かう 。
「 腹減ったな ... 、何か作ろっか ? 」
二「 ん 、いただく!」
ぱぱっとご飯を作り 、かずと2人で食べた 。
洗いものをしていると 、後ろからふわりと抱き締められた 。
「 わ 、どしたの かず ? 」
二「 潤くん 、最近マンネリ化してきてると思わない ? 」
さすが二宮さん ... 。お察しの通り ... 。
二「 俺ね 、イイコト 思いついたんだ ♪ 」
俺には嫌な予感しかしない ...
「 なに ... 、んん っ 」
くるりと身体を反転させられ 、かずが斜め下から唇を塞ぐ 。
え 、え 、立場逆転ですか ... ?