第7章 相葉 ルーム 2
~ 松本side ~
相葉さんに告白して 、あまりの恥ずかしさに 勢いで楽屋を飛び出してきてしまった 。
俺は 相葉さんの優しいところ 、いつでも俺達の事を考えてくれるところ ...
出したらキリがないぐらいある相葉さんの良いところに惚れてしまった 。
相葉さんは 俺みたいな男じゃなくて 、普通に女の子が好きなんだよな ... 。
でも相葉さんは優しいから 、俺を傷付けないように フォローしてくれるんだよな ... 。
色々考えながら歩いて 角を曲がる所で 誰かとぶつかった 。
相「 わ っ 、ごめんなさい! 」
楽屋にいたんじゃ ...
「 相葉 ... さん ... 」
松「 ごめんね 、松潤 !俺 ... 」
泣いてる ... ?
とりあえず荷物を取りに行き 、相葉さんを自分の車に乗せる 。
相葉さん家への道は 、凄く気まずくて ...
何とか家に着き 、相葉さんと並んでラグの上に座る 。
相「 松潤 ... 、俺ね ... 、俺も 、好きだよ ... 」
「 ... え ? 俺 ... 、男だよ ... ? 」
相「 松潤から言ったんじゃん ... 」
... 確かに ... 。
ふと目が合い 、吹き出した 。
「 そ 、だよね ... 、俺から言ったんだ ... 」
相葉さんがいつもの引き笑い ...
やっぱり俺はこの表情が好きなんだ 。
嬉しくて俺も口元が緩む 。
堪らずチュッと音を立て 、相葉さんの唇に触れるだけのキスをした 。
相「 ... まつ ... じゅん ... ? 」
突然のキスに驚いたのか 、ポカンとしてる 。
... 可愛いな ... 。
そう思った瞬間 、視界が遮られ 、唇に温かく柔らかいものが触れた 。
相「 俺も ... 、好きだからね ... 」
そう言って顔を紅く染め 、俯いた 。
... あ 、無理 ... 、止まんない ...
気が付けば相葉さんの唇を塞いでいた 。
相「 ん っ 、んんぅ っ ... 」
相葉さんが苦しそうに俺の胸を叩く 。
でも ... ごめん ... 、止まらないよ ...