第41章 大野 ルーム 8
~ 櫻井side ~
集合場所に着くと 、そこにはもう3人がいた 。
相「 あっ 、やっと来た!」
「 ごめん 、お待たせ ... っ 」
松「 じゃあ 、早速行っちゃう ? 」
5人で固まって 、屋台のある方へ歩き出す 。
すると 、かずがすかさず俺の隣を陣取る 。
二「 ... 遅かったですね ... 。何してたんですか ? 」
ニヤニヤしながら そう聞いてくる 。
その言葉に 、思わず 智くんとのキスを思い出してしまう 。
「 や 、別に何も ... っ 」
二「 へぇ ... 」
本当に なんでもお見通しなんだな ...
相「 ねぇ最初なにから行く~ ? 」
松「 やっぱたこ焼きでしょ!」
大「 ビール飲みたい 」
ふふ 、本当自由 ...
前を歩く3人を見て 、微笑ましい気持ちになる 。
「 俺席取っとくから 、好きなもの買ってみんなで食べよ ? 」
相「 あ 、それいいね!」
松「 じゃ 、席よろしく!」
人混みの中 、なんとか席を見つけて座る 。
5人で花火大会なんて 初めてだし 、緊張するけど 、すげぇ楽しい ...
大「 お 、いい席じゃん 」
すぐに智くんが席に辿り着く 。
大「 翔の分も買っといた 。ビールと焼き鳥でいいよな ? 」
「 うまそう!ありがと!」
大「 たまには 5人でこういうのもいいよな 」
「 うん 、すげー楽しい 」
これから毎年恒例になればいいね 、なんて2人で話していると たくさん食べ物を持った3人が戻ってきた 。
「 おかえり 、すごい量だね (笑) 」
二「 ほら 、絶対言われると思ったー 」
相「 大丈夫だって!食えるから!」
松「 相葉さん 、残しちゃダメっすからね ? (笑) 」
「 まーまー 、5人いるし 食べれるでしょ!」
松「 とりあえず乾杯しよ!乾杯!」
みんながビールを手にし 、人の声に紛れて いつもより軽い乾杯の音が鳴った 。