第40章 嵐 ルーム 8
~ 相葉side ~
松潤が 、かずに最近発売したゲームをプレゼントした 。
欲しいって言ってたもんね ?
俺らで選んだんだよ ?
二「 ありがと ... 、あ 、これ欲しかったやつ ...!」
そう言って目を輝かせるかず 。
ふふ 、喜んでくれると 、こっちまで嬉しいよ ♪
でも 、今日のかずはいつもと違って 、なんだか落ち着きがないって言うか 、ソワソワしてる感じ ... 。
顔もちょっと赤いし 、酔っちゃったかな ?
「 かず ... ? 」
少し気になった俺は 、思わずかずに声を掛けた 。
二「 へ ? え 、あ 、なに ? 」
名前を呼んだだけで 、ビクッと肩を震わせる 。
「 いや ... 、なんか今日変じゃない ? 」
二「 そう ... かな ... ? あ ... 、みんな 、ほんとありがとね ? 」
そう言って立ち上がる 。
二「 じゃ 、俺 ... 、明日早いからもう寝るわ ... 」
そのまま自分の部屋へ入っていってしまった 。
櫻「 かず 、どしたんだろ ... 」
松「 ... ま 、最近忙しいみたいだし 、そっとしておこう ? 」
「 そ ... だね ... 」
俺は 、酔って寝てしまったおーちゃんを介抱をするのに精一杯で 、様子がおかしかったかずのことは 、頭から離れてしまった 。
松「 ほら っ 、大野さんも片付けるの手伝って!」
大「 無理ぃ~ 、動けない~ っ 」
「 ちょっとー 、子供じゃないんだから っ 」
そんな俺達を後目に 、翔ちゃんがかずの部屋へ向かう 。
「 翔ちゃん 、そっとしといてあげなって 」
櫻「 いや ... 、多分お前らが思ってるような理由じゃない 」
「 あ 、ちょっと ... っ 」
なんてよく分からない言葉を残して ノックもせずにかずの部屋へ入ってしまった 。