第35章 大野 ルーム 6
~ 大野side ~
嫉妬させたオシオキ ... ?
そんなことを言いながら 俺の首筋を甘噛みする潤 。
「 ちょ 、潤 っ 、あ っ ... 、んん ... っ 」
痺れるような甘い快感に 身体を捩ると 、中に入っていた潤の指がグッと奥に入る 。
松「 ふふ 、大野さんは奥の方が好き ... ? 」
「 はぁ っ 、ん 、ちが ... っ 」
俺の耳元で 、潤が低い声で囁く 。
松「 嘘つかないの 。俺の指締め付けてくるよ ... ? 」
「 やめ っ ... 」
潤て こんな顔すんの ... ?
いつもは奥手で 俺が情事を仕掛けても 、紅く染めた顔で照れる潤が 、今は俺の上で 妖艶な笑みを浮かべている 。
松「 ほら 、どこが気持ちいいのか教えて ? 」
潤の指は 、内壁を探るように動き回る 。
ある所で 自分の意志とは関係なく 身体がビクンと反応してしまう 。
松「 ... ココ ? 」
俺のイイトコロを 執拗に擦りあげる 。
「 潤 っ 、だ ... だめ っ 、も ... 、イっちゃ ... っ 、からぁ っ!」
もう少しで果てる瞬間 、潤の指は イイトコロから離れてしまう 。
「 え ... ? 」
松「 オシオキ って 言ったでしょ ? すぐにはイカせないよ 」
潤に こんな風にされるなんて ...
松「 ふふ 、イきたいなら ちゃんとお願いしてよ 」
屈辱 ... 、だけど 俺だってもう我慢できない ...
「 イ ... イかせてください ... っ 」
絶対に真っ赤になっているであろう顔を隠すように 腕で覆い 、そう呟いた 。
松「 よく言えました ... 。望み通り イかせてあげますよ ... 」
そう言うと 、潤は再び俺のイイトコロを 、さっきよりも激しく擦りあげる 。
俺は 、潤の腕にしがみつき 、呆気なく果ててしまった 。