第35章 大野 ルーム 6
~ 松本side ~
今まで溜め込んでいた嫉妬が 、大野さんの顔を見て爆発した 。
何で 俺のことだけを見てくれないの ?
他の人と話してる方が楽しそうだよ ?
そんな思いで 、大野さんをベッドに押し倒した 。
「 今日は俺がしてあげる ... 」
そう言って 、いつも大野さんがしてくれるように 唇を奪い 、身体を撫でる 。
唇を離し 、大野さんを見つめる 。
大野さんは 、とろんとした目で俺のことを見つめ返した 。
大「 はぁ っ ... 、じゅん ... 」
俺でも 大野さんをこんな表情に出来るんだ ...
それなら その顔 ... もっと蕩けさせてあげたい ...
「 もう俺のことしか見えないようにしてあげる ... 」
普段なら絶対に言えないような言葉が 次々と唇から零れる 。
俺は 大野さんのスウェットを スルスルと脱がせ 、いつも大野さんがしてくれるように 指に唾を纏わせ 、蕾を解した 。
大「 ん ... 、ん っ ... 、何か ... ヘンな感じ ... っ 」
身体を支える俺の腕をギュッと掴み 、そう呟く大野さん 。
その顔はみるみるうちに紅く染まっていく 。
「 大野さんのココ ... ヒクヒクして 指が飲み込まれそう ... 」
大「 ん ... っ 、言うな ばか ... っ 」
ふふ 、照れてる大野さんも可愛い ...
「 気持ちいい ... ? 」
そう聞くと 、大野さんはゆっくりと頷く 。
それがいけないんだよ 大野さん ...
無意識の可愛さと 、狙ってない天然 。
それがみんなを引き付けるんだ ...
だから 俺は嫉妬しちゃうんだよ ...
「 でもね 大野さん ... 、俺に嫉妬させたから オシオキね ... ? 」
大「 え ? 」
そう言うと 、俺は 大野さんの首筋を甘噛みした 。