第34章 櫻井 ルーム 6
~ 二宮side ~
俺が紙袋を見ると 、翔さんは全てを理解したように ゴクリと唾を飲み込む 。
「 ふふ 、大丈夫ですよ ? 翔さんに悦んでもらうために用意したんです ... 」
櫻「 ま ... 、まじ ... ? 」
翔さんたら怯えた顔しちゃって ...
その顔 ... 、余計唆るんですけどね ...
相「 ま 、それは後でいいよ 、ほら 翔ちゃん飲も ? 」
相葉さんが翔さんを酔わせるため 酒を勧める 。
櫻「 あぁ ... 、さんきゅ 」
翔さんはまんまとその罠にハマり 、どんどん酒を煽っていく 。
30分後 ...
さっきの動揺もあってか 、すぐに潰れてしまった翔さん 。
大「 翔くん ... 、ここからが本当のパーティーだよ ... 」
大野さんがそう呟くと 、みんなが一斉に翔さんの服を脱がせ 、俺が持ってきた メイド服を着せた 。
松「 うわ ... 、超可愛い ... っ 」
酒のせいで紅く火照った顔 、スカートの裾から伸びる脚 ...
目に映る全てが 俺を高ぶらせていく 。
相「 ちょっと俺やばいかも ... 」
相葉さんは 、そう言うと 翔さんの傍に座り 、いやらしい手つきで腰を撫でた 。
櫻「 ん っ ... 」
少し身体を捩ると 、翔さんが目を覚ます 。
「 あ ... 、起きました ? 」
櫻「 ... ちょ 、何だよこれ っ!」
大「 はいはい 、暴れないの ... 」
大野さんが 、ふわふわの手錠で翔さんを拘束する 。
松「 翔さん ... 、俺この格好で甘えて欲しいなぁ ... 」
翔さんの身体を起こし 、顎を掴むと そのまま唇を奪った 。
櫻「 んぅ っ ... 、ん っ ... 」
松「 っはぁ ... 、翔さんのお酒に コレ ... 入れたんだ ... 」
そう言って潤くんがポケットから取り出した小さな瓶 。
櫻「 おま ... それ ... 」
松「 ふふ 、頭のいい翔さんならわかるよね ? 」
そんな会話をしている間にも 、翔さんの口からは 甘い吐息が漏れていた 。