第30章 相葉 ルーム 6
~ 櫻井side ~
俺の中で動く雅紀の指 。
全ての神経が 、ソコに集まっていく感覚 。
嫌 という 感情が 、もっと に変わっていく 。
相「 翔ちゃん 腰動いてる ... 、やらし ... 」
無意識の内に 自ら腰を動かしてしまっていたらしい 。
「 雅紀 ... っ 、もう ダメ ... 」
相「 ... 何が ... ? 」
指の動きはそのままに 、俺に覆い被さるようにして 耳元で囁かれる 。
「 ん っ ... 、雅紀の ... 、入れてほしい ... っ 」
相「 ... これ ? 」
雅紀は 指を抜き去ると 、蕾に自身を擦り付けた 。
「 はぁ っ 、そ それ ... っ 」
直に伝わる雅紀の体温 。
ただ 、触れ合ったソコは 、いつも以上に熱を持っていた 。
相「 ふふ 、翔ちゃんのココ 、俺のを欲しいって言ってるよ ... 」
もう ... 、焦らさないで 早く っ ...
「 欲しい ... 、欲しいよ ... っ 」
相「 じゃあ 力抜いて ... ? 」
そう言うと 、俺の耳をパクリと咥え 、ジュルジュルと音を立てて舐め始めた 。
「 はあぁ ... っ 、あ ... 、はぁ っ 」
くすぐったい感覚に 、少し力が抜けた瞬間 、下半身に痛みが走った 。
「 い 、痛 っ ... 」
相「 翔ちゃ っ ... 、あと少しだから ... 」
痛い ... 、苦しい ... っ
雅紀がゆっくり腰を進める 。
相「 全部入ったよ ... っ 」
指とは比べ物にならない程大きくて 、熱くて ...
でも 、やっと雅紀と繋がれた嬉しさ ...
「 っはぁ ... 、まさ ... っ 、動いて ... いいよ ... 」
相「 ... わかった 」
俺の腰をしっかり掴むと 、雅紀がズルズルと中から出ていく 。
「 ぅああ ... っ 、んうぅ っ 」
入ってくる時とは違う感覚 。
俺は 、シーツを目一杯手繰り寄せ 、ギュッと握り締めた 。
相「 翔ちゃん ... っ 、中 ... 、やばい っ ... 」
雅紀が 抜き差しを繰り返した 。