第30章 相葉 ルーム 6
~ 櫻井side ~
雅紀の手が 身体を優しく撫でる 。
こんな風に 触られたことない っ ...
けど 、ちょっと待てよ ?
雅紀は この後どうするか知ってんのか ?
「 ね ... 、ホントにするの ... ? 」
相「 ... やだ ? 」
「 嫌 ... じゃないけど ... 、どうするのかなって ... 」
そう言うと 、雅紀の表情が少し焦ったように見えた 。
相「 だ 、大丈夫だって!俺に任せとけって!」
いや ... 、すげぇ焦ってんじゃん ... (笑)
雅紀らしい ...
「 ... ふふ っ 、わかんないんでしょ ? 2人で調べよ ? 」
そう言って起き上がり 、リビングからスマホを持ってきて 、BLと入力してみる 。
「 わ ... っ 、なんだこれ ... 」
画面に映し出されたのは 、気持ちよさそうによがる男の画像 。
雅紀の隣に並んで座り 、2人で画面を覗き込んだ 。
相「 しょーちゃん ... 、すごいねこれ ... 」
あまりの内容に 、思わず言葉を失ってしまう 。
画面をスクロールすると 、動画を見つけた 。
「 ... 見てみる ? 」
そう聞くと 、雅紀はゆっくり頷いた 。
再生ボタンをタップすると 、いきなり男の喘ぎ声が流れる 。
「 うわ っ 」
スマホからは 男の喘ぎ声 、身体がぶつかる音が流れてくる 。
めちゃくちゃにされてるのに 、何でこんなに気持ちよさそうなんだろう ...
あれ ... 、何か身体の奥が疼く ... っ
雅紀の方をチラリと見やると 、雅紀は 画面に夢中だった 。
どうしよ ... 、雅紀に触れてほしい ...
こんな風に 気持ちよくなりたい ...
相「 ... 翔ちゃん 、ごめん 、限界 」
小さくそう呟くと 、またベッドに押し倒され 、画面の中と同じように 、激しいキスが降ってくる 。
「 んんぅ っ 、んふ ... っ 、ん っ ... 」
今の俺 、この動画と同じ ... ?
雅紀 ... 、もっとして ... っ