第30章 相葉 ルーム 6
~ 相葉side ~
俺だって ... 、翔ちゃんのこと大好きだよ ?
キャスターやってるかっこいい翔ちゃんも 、俺らとバカやってくれる翔ちゃんも ...
でもその好きは 、翔ちゃんが俺を想うような好きとは違うかもしれない 。
でもね 、そんな真剣な顔で言われたら 、俺も好きになっちゃうよ ...
「 ねぇ 、俺と付き合ってよ 」
気付けばそんなことを口にしていた 。
慌てて 言い訳するかのように 、思った事を翔ちゃんにぶつけてみた 。
すると 、翔ちゃんは少し考えて 、
櫻「 えと ... 、じゃあ 、お願いします ... 」
自分から付き合って なんて言ったくせに 、今俺凄い驚いてる ...
OKしてもらえるって 、こんなに嬉しいんだ ...
俺は嬉しさのあまり 、翔ちゃんをきつく抱き締めていた 。
「 翔ちゃん 、よろしくね のチューは ? 」
外人さんなら 当たり前だよね ?
いきなりの俺の言葉にとまどう翔ちゃん 。
俺は翔ちゃんの顎を掴むと 、無理矢理こちらを向かせ 、唇を塞いだ 。
櫻「 んぅ っ!?」
やっぱ ... 、翔ちゃんの唇 やわらか~ っ!
俺は貪りつくように 翔ちゃんの唇を味わった 。
櫻「 んん っ 、んふ ... っ 、はぁ ... 、はぁ っ ... 」
「 ごめ ... 、激しくし過ぎた ... 」
唇を離すと 、翔ちゃんが 虚ろな目で 俺を見つめる 。
やば っ ... 、翔ちゃんその顔反則 っ ...
我慢出来なくなった俺は 、翔ちゃんを抱え 、寝室へ向かった 。
櫻「 え っ 、ちょ 、雅紀 っ ... 」
「 ... 翔ちゃんが悪いんだからね ... 」
ボスっとベッドに下ろすと 、翔ちゃんに跨り 、再び唇を塞ぐ 。
今度は 唇の隙間から舌を侵入させ 、口内を味わう 。
櫻「 んんぅ っ 、んー っ ... 」
翔ちゃんの手が 、抵抗しようと俺の服をギュッと握る 。
それ ... 、俺にはもっとしてって意味にしかみえないよ ?