第27章 大野 ルーム 5
~ 櫻井side ~
「 遅くなっちゃったな っ ... 」
生放送後の反省会が長引いてしまい 、楽屋を出るのがいつもより 20分も遅くなってしまった 。
『 今から行くね 』
智くんの携帯に そうメッセージを送り 、急いで智くんの家に向かった 。
おかしいな ... 、いつもならすぐに返ってくる返事がまだない 。
遅くなったし 、智くんの事だから 飲み過ぎちゃったかな ... ?
俺は 智くんの事が好きだ 。
メンバーには言ってないけど ...
早く智くんに会いたくて 、急いで車を止め 、玄関の扉を開ける 。
「 遅れてごめん!」
リビングの扉を開き 、目に飛び込んできたのは 、松潤にしがみつき 、にのに後ろから揺さぶられ 、甘い声を上げる智くん 。
「 智くん ... ? 」
二「 あ 、翔さんやっと来た ...!」
松「 遅いよ~ っ 」
目の前の光景に 呆然するしかない 。
「 なに ... やってんの ... 」
相「 ふふ 、おーちゃんを 気持ちよくしてあげてるの ♪ 」
大「 ああ っ 、ごめんなさ ... っ 、しょぉ くん っ ... 」
智くんは なぜか 俺に謝っていた 。
二「 ほら ... 、大好きな翔さんが見てる前で ... っ 、俺に突かれてイけよ っ ... 」
大「 んあぁ っ 、やぁ っ!しょぉく っ 、あ ... っ 、だめ っ ... 」
智くんは ビクビクと身体を震わせると 、床に白濁を吐き出し 、果ててしまった 。
俺は慌てて 智くんに駆け寄った 。
「 智くん っ 、大丈夫 っ!?」
大「 翔くん っ ... 、ごめ っ ... 」
俺は ... 、やっぱり智くんが好きなんだ ...
守らなきゃいけないって 、凄く思う 。
相「 悔しいけど ... 、おーちゃん 、今なら言えるよね ? 」
雅紀がそう言うと 、智くんが意を決したように 口を開いた 。
大「 俺ね 、俺 ... 、翔くんが好きだよ ... っ 」
二「 ふふ 、よく言えました ... 、でも今は 俺が中に入ってるからね ... ? 」
喜びに浸る暇もなく 、にのが再び腰を送った 。