第17章 大野 ルーム 4
~ 二宮side ~
俺の手を解いて 大野さんが部屋を出ていった 。
だんだんと身体が熱くなり 、自由になった手は 、自然に下半身へ伸びる 。
「 あ っ 、はぁ ... 、んぁ ... っ 」
なにこれ ... 、全然収まらない っ ...
媚薬のせいで熱くなったソコは 、触れれば直ぐに熱を吐き出すものの 、またすぐに欲しがってしまう 。
自分の白濁で ベッドが汚れていく 。
「 んあぁ!あ ... 、お ... のさ っ ... 、早く ... っ 、帰ってきてよ ... っ 」
終わらない快感に翻弄され 、無我夢中で自身を慰める 。
大「 ... かず 」
突然名前を呼ばれ 、思わず身体を震わせた 。
声のした方を見ると 、大野さんが俺を冷たい目で見つめながら立っていた 。
それでもなお 、自身を慰める手は止められない 。
大「 ... 俺がいるのに まだ1人でシてるなんて 、悪い子だね ... ? 」
そう言うと 、俺の手を掴み置いてあったネクタイで後ろに縛られる 。
自分の手で慰める事が許されず 、必死で膝を擦り合わせるも 、全く意味がない 。
それどころか 、もっと昂ってしまう 。
そんな俺を 大野さんはコンビニで買ってきたらしい酒を片手に 眺めていた 。
「 はぁ っ 、もう ... っ 、おかしく なっちゃうよ ... っ 」
必死の訴えにも 大野さんの表情は変わらない 。
「 ねぇ っ ... 、どうにかしてよ ... 、はぁ っ ... 」
そう言うと 、大野さんがすっと立ち上がり 、俺に近付いて 顎を掴んで上を向かせた 。
大「 ... 頼み方 、違うよな ... ? 」
そう言う大野さんの目に 、光はなく 、じっと見つめると 吸い込まれそうだった 。
「 俺のこと ... 、滅茶苦茶にしてください ... 」
ふっと 、鼻で笑うと 、そのまま唇を塞がれる 。
無理矢理舌が割り入れられ 、俺の口内で暴れ回る 。
「 んんー っ 、ん っ ... ふ ... 、んん っ ... 」
やっとくれた ...
俺も大野さんの舌を追い掛けるように絡めた 。