第16章 松本 ルーム 3
~ 松本side ~
翔さんの手の動きで イきそうになる ...
けど 、イかせてくれない ...
「 はぁ っ 、も ... むり っ 、しょ ... さん っ ... 」
櫻「 今 俺が入ったら 、... どうなると思う ... ? 」
そう言って 、妖艶な笑みを俺によこす 。
... っ そんなの ... 想像しただけで身体の奥が疼く 。
「 きて ... っ 、翔さんが っ 、欲しい ... っ 」
思わず唇からそう零れた 。
ニヤリと口角を上げ 、片手で器用に自身を取り出した 。
翔さんのソレは痛そうなほど膨らみ 、天井を向いていた 。
あぁ ... 、今からこれが入るんだ ...
櫻「 ... ほら 、入れてやるから 沢山イけ ... よ ... っ 」
言い終わると同時に翔さんが俺の中に入ってきた 。
少しの痛みと 、圧迫感
そして 翔さんの脈動と熱 ...
それら全てが快感となって俺を襲う 。
「 んあぁ!しょ っ ... さ ... 、や ... っ あ 、気持ち ... 、はぁ ... ん ... 」
櫻「 我慢した ご褒美だ ... 、もうイっていいよ ... 」
そう言って 、俺のモノの根元を締め付けていた指をそっと離した 。
「 んぁ っ 、あ 、出る ... っ ん 、はぁ っ ... 」
一気に我慢していた熱が飛び散る 。
吐き出したソレは 翔さんと俺の腹を汚して ソファに伝った 。
「 はぁ っ 、も ... 、だめ っ ... イったから ... あぁ っ!」
俺がイってもなお 、翔さんの腰は奥を目掛けて突き上げる 。
櫻「 お前が ... 頼んだんだろ ... ? イかせてって ... 、ん ... っ 」
吐息混じりに話す 少し掠れた艶っぽい声 ...
櫻「 っ それに ... 、俺は まだなんだよ ... っ 」
汗ばんだ額に張り付いた髪 ...
翔さんがそれを優しく取り除いてくれる 。
俺も 翔さんに触れたい ...
「 はぁ っ 、しょ さん っ ... 手 ... 、解いて ... ? 」
そう言うと 、腰の動きを止めて俺を抱き上げ 、ネクタイを解いた ...
ずっと触れたかった大切なもの ...
俺は両手で翔さんの顔を包んだ 。